IT転職の基礎知識

IT転職に強い資格、役立つ資格は何?分野別に解説


今回は「IT転職の資格について知りたい」というユーザーさんの

  • IT転職に強い資格は?
  • IT転職に役立つ資格は?

などの疑問に答えていきます。

この記事でわかること

  • IT系職種全般におすすめの資格
  • エンジニアにおすすめ資格
  • エンジニアにおすすめ資格
IT転職に有利な資格を知りたいです。
IT資格と一口にいっても、いろいろな種類があります。以下で、それぞれの分野別に適した資格について見ていきましょう。

IT系職種全般におすすめの資格

①「ITパスポート」

これは、社会人であれば知っておくべきITの基礎知識があることを証明する資格です。この資格を取ることにより、ITへの正しい理解と、効率よくITを活用できる能力が得られます。試験はCBT方式となっており、PCの画面に表示された問題を解いていく形となります。

②「基本情報技術者」

情報技術全般の基礎知識を持っている人や、プログラム設計書を作る人など向けの資格です。毎年、10万人以上もの受験者がおり、ITエンジニアの基礎資格という位置付けになっています。合格率は25%程度とやや難しめですが、取得すれば幅広い業界からの需要が見込めます。

③「応用情報技術者」

高度IT人材に必須の知識や技術を持っている人向けの資格です。「情報技術を使った経営戦略などを立てるにあたり、外部の環境などを正しく把握し、動向などを収集できる」「定められたモニタリング指標をベースに、差異分析ができる」などのスキルが要求されます。
合格率は、22%程度です。

エンジニアにおすすめ資格

①「情報セキュリティスペシャリスト」

これは、情報セキュリティ管理をサポートする人向けの資格です。合格率は15%程度と難しい部類に入りますが、情報セキュリティに関わるエンジニアなら取っておきたい資格です。情報社会は今後も発展していき、情報セキュリティの重要度も比例して向上すると考えられるので、これからも価値が上がっていく資格と言えます

②「ネットワークスペシャリスト」

ネットワークに関わる技術を使い、情報システムの企画や保守などの技術的なサポートをする人向けの資格です。合格率は14%程度なので、有資格者は人事から高い評価を受けやすくなっています。

③「データベーススペシャリスト」

データベースに関わる技術を使い、情報システムの企画や保守などの技術的なサポートをする人向けの資格です。合格率は15%程度であり、これも難しいと言えます。

昨今は、ビッグデータを使ったビジネスが脚光を浴びていますが、そういったビジネスに欠かせない要素の一つがデータベースです。この資格を取得することにより、ビッグデータ時代に必要なエンジニアになれる可能性があります。

マネージャー系のおすすめ資格

①「ITストラテジスト」

高度なIT人材として確固たる専門分野を有しているうえで、企業の経営戦略をベースに、ビジネスモデルなどの基本戦略を作ったりする人向けの資格です。合格率は15%程度となっています。

②「システム監査技術者」

情報システムの企画や保守などの面でセキュリティが働くことをサポートしたり、情報システム基盤を整えて情報セキュリティ管理をサポートする人向けの資格です。これも、合格率は15%程度となっています。

③「ITサービスマネージャー」

品質とコスト効率の向上に寄与するための資格です。情報システムのすべての面において、安定して動作する状態を維持し、障害が起きた時は被害が拡大しないよう努めます。また、持続的な改善など、高度な安全性と信頼性を持ったサービスも提供します。合格率は、14%程度となっています。

④「プロジェクトマネージャー」

開発プロジェクトの責任者向けの資格です。「プロジェクトそのものの意思決定を行う」「品質や納期などすべての責任を負う」「様々な制約がある中でプロジェクトを成功させ、メンバーの能力を向上させる」といったマネージャーを志望する人に適しています。合格率は15%程度となっています。

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