今回は「IT転職で必要になるスキルを知りたい」というユーザーさんの
- IT転職で必要なスキルは?
などの疑問に答えていきます。
この記事でわかること
- IT転職で必要なスキル
目次
何より意識したいコミュニケーションスキル
個人レベルの働きがイメージにあるIT業界ですが、当然コミュニケーションは求められます。会社ではチーム単位で仕事をすることがほとんどなので当たり前のように対人関係はあります。そもそも仕事というのがお客様に対してモノ・サービスを提供することなので、対人関係が全くないのはあり得ないことですよね。
会社内でのミーティングや、顧客との交渉、ヒアリングなど相手の求めていることを聞き出し行動に移していくことは重要なこととなります。とはいっても基本的には当たり前のことを当たり前にこなせば問題ないことがほとんどです。不安がある人はコミュニケーションに関する書籍を読む、ネット記事を参考にするなどして少しでも克服しておきましょう。
次にプログラミングスキル【しかしIT業界も多種多様です】
次にプログラミングスキルですが、「これができればOK」と簡単には言えません。IT技術者には欠かせないスキルにはなりますが、案件によって使われるプログラミング言語が違います。なので転職を考えている会社がどういった案件をメインに取り扱っているのかをしっかり調べる必要があります。
ただ「Java」や「Ruby」など代表的なものは使えると良いです。以後新しい言語を学ぶ際の土台になるからです。その上で、
- Webサイトを作るのか
- スマホ向けのアプリを作るのか
- システム開発を行うのか
で主な使用言語が変わってくるので転職先はこういったことも踏まえて考えましょう。
こんなスキルも重要視されていますよ
上記で紹介したもののほかにいくつか重要視されているスキルももちろんあります。
ここでは3つ紹介、解説します。
①論理的思考力
物事を考える能力です。これもIT業界に限った話ではありませんが、自分の考えを相手にわかりやすく正確に伝えるためには必要な能力です。また顧客が求める結果に対して、どうやったらできるのか、どんな目標を立ててどう計画をしたら無理なく進められるのかを論理的に考えられる人が求められます。
②資料作成能力
顧客に対しても、社内でも資料を作って説明することが都度あります。その際他者が見てもわかりやすく正確に情報が伝わる資料が求められます。例えば違和感なく伝えることができる文章作成、見やすく理解しやすいデザインなどですね。
ただ事前にこういった知識を勉強しても実際に作ってみて他者の反応を見てみないことには、作った資料がどんなものかはわからないので経験による成長も大きいです。よって資料を作るだけでなく、作った資料を発表するプレゼンスキルも求められます。
③新しいことを学び続ける力
どんな業界も今は技術の進歩がとても速いです。新しい技術、サービス、モノに敏感にアンテナを張って学び続けることも大切です。普遍的な技術、考えも大事ですが、半年、1年で世の中は目まぐるしく変わっていきます。今世の中で流行っている技術、サービスがどういったものなのか、今の仕事に活かせないかを考え、学び続けられることが求められます。
まとめ
- IT業界に求められるスキルは「コミュニケーション」が一番
- プログラミングスキルはもちろん必須だが、どんな案件をこなすのかで使う言語が違うので調べる必要がある
- 論理的思考力、資料作成、学び続けることなどほかにも求められるスキルはまだまだある
IT業界への転職で確かにプログラミングスキルは重要ですが、それ以前に社会人として求められるスキル、素質的なものの比重の方が大きいです。コミュニケーションスキルを筆頭に不安な面があるようであればまずは勉強しましょう。IT業界に限らず仕事でもプライベートでも必ず役に立ちますよ。